病気・予防について

飼い主さんからお聞きした、ご相談を中心にご説明します。

ノミ・マダニの予防について

Q

ノミ・マダニを予防するためには、どうしたら良いですか?

A

「背中につける薬」や「飲み薬」で駆除・予防を行います。気温にもよりますが、4月から10月ぐらいまで月1回の予防をお勧めしております。最近、マダニが人に害を起こすことが報告されています。ワンちゃんやネコちゃんが草むらに入る可能性がある時は年中 予防した方が安心です。冬にも冬ダニがいます。

 

食べるタイプには、チュアブルタイプの「ネクスガード」があります。ワンちゃんのみです。

利点としては、フロントラインと違いシャンプーの影響がなく、同居の子が舐める心配がありません。

 

効果は1ヵ月ですが、3ヵ月持続タイプも発売されましたので、ご希望の方は病院まで問い合わせをください。

背中につけるタイプには「フロントライン」があります。

つける前後1日はシャンプーを我慢していただければ大丈夫です。

味の好みがある子には背中に付けるだけなので便利です。

 

 

フィラリア予防薬について

Q

ネクスガードスペクトラはどんな薬ですか

A

新しく発売されたフィラリア、ノミ、マダニだけでなく、回虫、鉤虫、鞭虫にいたるまで全部予防・駆虫できる薬です。

有効成分

アフォキソラネルとミルベマイシン。アフォキソラネルはノミとマダニに対して殺滅作用があります。ミルベマイシンは今までフィラリア予防薬としてお渡ししているワンちゃんもいます。フィラリア予防だけでなく回虫など内部寄生虫に対して効果があります。

食べやすいチュアブルタイプです。

今まで錠剤タイプ(パノラミス)やスポットタイプ(レボリューション)がありましたが、ネクスガードスペクトラの利点は味がついて食べやすいチュアブルタイプということです。

Q

ネクスガードスペクトラは何月から何月まで飲めばよいですか?

A

5月から10月までをお勧めしております。ただフィラリアの予防期間は5月から12月まで、ノミ・マダニの予防期間は3月から10月までであるため、11月と12月は今までどおりフィラリアの予防薬を忘れずに飲ませて下さい。また、3月と4月はノミ・マダニのみの駆虫をお勧めしております。安全性の高い薬である為、年中飲んでも構いません。

Q

ネコちゃん用はないのですか

A

ネコちゃんには、背中に付けるタイプの駆虫剤があります。レボリューションはフィラリア、ノミ、耳ダニ、回虫をブロードラインはフィラリア、ノミ、マダニ、回虫、鈎虫、条虫を予防します。1か月間効果が持続します。ブロードラインは全て駆虫できますが、つける量の多さが欠点です。

高齢期について

Q

うちの子は高齢ですか?

A

高齢期の定義は難しいですが、ネコちゃんやなら7歳以上、小型犬では8歳以上、中型犬では7歳以上、大型犬では5歳以上で年齢に伴い体の機能が低下した状態を「高齢」と呼びます。機能の低下は徐々に進むため、なかなか実感しにくいです。以下の症状が1つか2つ出てきたら定期的に健康診断したり、食事を高齢期用に変更したりしましょう。

Q

高齢期に起こる症状は?

A

1.散歩に行くとすぐ疲れる。2.歩き方がぎこちない。3.水をよく飲んで、よくおしっこする。4.目が白くなった。ぶつかるようになった。5.名前を呼んでも反応しない。6.夜鳴きするようになった。7.わがままになった。

Q

高齢期に気を付けることは?

A

ワンちゃんネコちゃんが高齢になると視力や嗅覚などの感覚器や足腰などの運動器、免疫力や内臓機能が衰えてきます。ワンちゃんネコちゃん自身は感じることができないので飼い主さんが気づいてあげる必要があります。例えば激しい運動は少なめにしたり、消化に時間がかかるおやつを少なめにしたりする必要があります。栄養バランスも必要で運動量が減るためカロリーを控えめにしたり、ビタミンなどの抗酸化成分を強化した食事に変更する必要もあります。もちろん個体差があるので、その子に合わせた生活がありますので、ご相談ください。

この子も高齢です。

「悟り」をひらいたような顔をしていますが、さくらさんは13歳になります。0歳のころから病院用の特別療法食を食べているせいか今のところ大きな病気にかからず安心しております。ちなみに今はヒルズのr/dとロイヤルカナンの腎臓サポートを食べてます。

腎臓について

Q

腎臓のはたらきは?

A

腎臓は尿を作って体に不要なものを排泄します。それに伴い、体の水分や電解質などの成分を調節しています。その他、赤血球をつくる命令を出したり、血圧を調節したりしてます。

Q

腎臓病の症状は?

A

水をよく飲んで、よく排尿します。また、吐いたり食欲が無くなったりします。ワンちゃんもネコちゃんも7歳以上になると腎臓が弱まってきます。食欲や元気に影響が出るころには かなり進んでしまっているので、早期発見と予防が重要です。ワンちゃんネコちゃんがいつも以上に水を飲んで薄い尿をたくさん排泄するときは要注意です。病院で尿検査をしましょう。

Q

腎臓病の予防は?

A

腎臓病にならないための予防は食事改善です。ワンちゃんネコちゃんが7歳以上になったら食事を変えることを検討しましょう。ロイヤルカナンから「ベッツプラン・エイジングケア」が販売されています。腎臓の悪化要因であるリンや蛋白質を制限しています。また尿検査や血液検査で腎不全と診断された時は「腎臓サポート」や「k/d」が発売されています。気になる症状がありましたら早めに病院にご相談ください。

去勢・避妊のこと

Q

犬や猫の避妊手術は、繁殖させないためだけにするのですか?

A

子宮蓄膿症・乳腺腫瘍の予防治療になる目的もあります。

避妊手術のもう一つの効果

ワンちゃんもネコちゃんも、子宮や卵巣を取り除くと、子宮蓄膿症・乳腺腫瘍のリスクが少なくなります。
乳腺は生理、発情と妊娠で発達します。避妊手術を施せばリスクは少なくなります。
野生に生きているなら、子孫を残すことがワンちゃんもネコちゃんも大きな役目です。
しかし、長く大切にしたいと考える飼い主さんと生きるのであれば、命を大事にする方法の一つとして考えてもよいのではないでしょうか。

Q

ワンちゃんネコちゃんの避妊手術はいつ頃がいいですか?

A

生後約半年~1年、最初の生理の前を一応の目安と考えています。ただ、犬種や育成具合によります。
全身麻酔を施し30~45分程度です。卵巣と子宮を摘出します。1日の入院をおすすめしています。

Q

ワンちゃんネコちゃんの去勢手術のことを教えてください

A

個体差にもよりますが、去勢手術を施すと…
・前立腺の疾病、精巣や肛門周辺の腫瘍などを予防できる。(ワンちゃん)
・性的欲求がなくなり、ストレス行動を起こしにくい。
時期は、生後、約半年以降を目安にします。
手術は、全身麻酔で行い、体重によりますが、15分程で済みます。

お腹の異常

Q

下痢が止まりません

Q

下痢が止まりません

A

寄生虫のジアルジアの可能性があります。

食あたりなどの他、ジアルジアという寄生虫が原因の疑いもあります。 あまり聞かない名前ですが、ワンちゃんネコちゃんの下痢の原因となります。 実は正常な子の20%(データはまちまちですが)ぐらいは、感染しているというデータもあります。
ほとんどの子が下痢もしない無症状ですが、ジアルジアの一部の仲間が人間に感染します。よく下痢を起こす子や気になる場合は、一度調べておくことをお勧めします。
糞便(なるべくその日の)をお持ちいただければ、調べさせていただきます。 費用は3000円でその日にわかります。
(検査キットが足りない場合は、3日以内に結果をお伝えすることになります。)

A

緩い、水が混じる、血が混じるなどは大腸の病気の疑いもあります。
ワンちゃん、ネコちゃんは様々な原因で便の異常がでます。
元気と食欲がある場合は、ほとんどが大腸性の炎症で命にかかわることはありません。
しかし、元気や食欲がない、吐く、症状が2日以上続くなら、受診してください。 排泄物を持ってきて頂くと判断がしやすいです。

Q

お腹がゴロゴロ鳴っています。

A

胃腸炎の可能性があります。寒さのせいでお腹が冷えたり、暑さのせいで水を飲みすぎたり、
何か食べ物以外を食べてしまったり、おやつが多かったりと原因は様々ですが、胃腸にダメージがあるとゴロゴロと鳴ることが多いです。
それに伴い、元気や食欲が無かったり、吐いたり、お腹が痛かったり(尻尾を上げてお腹を床につけない)などの症状がありましたら、ご来院下さい。

健康診断・予防医療

Q

犬の健康診断はありますか?

A

あります。当院では健康診断「ワンちゃんドッグ」「ネコちゃんドッグ」「心臓ドッグ」を行っております。
血液検査やレントゲン超音波の検査(心臓ドッグは心電図検査も)を行います。1年に1回をお勧めしております。午前中の診察でお預かりして、昼の休憩中に行い午後中の診察で説明させて頂きます。体重にもよりますが、大体1万から1万5千円くらいになります。
予約が必要になりますので、お電話下さい。また、飼い主さんと一緒に超音波を行うこともできますので、ご相談下さい。

初めて飼い主さんになるあなたへ

・フェラリア・狂犬病・ノミの3大予防(ワンちゃん)
混合ワクチンは、状況に合わせて選べるように、各種ご用意しています。
飼い主さんのお家に来てから7日以上経っていたら、ぜひご相談ください。
・避妊・去勢に関して
歯の生えている様子や、体の発育に合わせた処置が必要です。長く楽しく一緒に暮らすために、お考えください。

Q

初めてワンちゃんネコちゃんを飼うのですが、何をすればいいですか?

A

ワンちゃんの場合、以下の予防をお勧めしております。

①フィラリア予防・・・蚊が運ぶ病気ですが、最大5月から12月まで月1回飲み薬を飲ますかスポット剤を背中に付けることで予防します。

②混合ワクチン・・・年1回注射することによってウィルスや細菌による病気の発病を予防します。5種から9種まであり、ワンちゃんの生活スタイルによって選びます。


③狂犬病ワクチン・・・年1回注射することによってウィルスによる病気の発病を予防します。また同時に登録を行います。

④ノミ・マダニ予防・・・暖かくなってきたらノミ・マダニが活動し始めます。普段は草むらに潜んでいますが、ワンちゃんについてもすぐ弱まるように月1回スポットを背中に付けるか飲み薬で予防します。

ワンちゃんのストレスを考えて混合ワクチンや狂犬病にワクチンは同時接種を行いません。また新しくお家に来たのであれば、7日から10日ぐらいお家で様子をみてから、接種します。体調がいい時にご来院下さい。


ネコちゃんの場合は以下の予防をお勧めします。

①混合ワクチン・・・年1回注射することによってウィルスによる病気の発病を予防します。3種と白血病を加えた7種があります。

②ノミ・マダニ予防・・・暖かくなってきたらノミ・マダニが活動し始めます。普段は草むらに潜んでいますが、ネコちゃんについてもすぐ弱まるように月1回スポットを背中に付けるか飲み薬で予防します。

③フィラリア予防・・・ワンちゃんの病気ですがネコちゃんに感染すると重症になるのでお勧めです。最大5月から12月まで月1回スポット剤を背中に付けることで予防します。

嘔吐について

Q

嘔吐(物を吐く)を繰り返します。

A

物を吐くときはいろいろな原因があります。
ワンちゃんやネコちゃんは吐きやすい動物ですが、何回もはく場合は原因を見つけてあげないといけません。
ワンちゃん消化に時間がかかるおやつや人間の食べ物を食べてしまったとき、異物を食べてしまったとき、胃にストレスがかかり吐いてしまうことがあります。また、ほかの臓器(例えば膵臓、肝臓や腎臓など)の疾患から吐いてしまうこともあります。

ストレス性の嘔吐

お盆や正月に発生する「吐く・下痢」はストレス性のものが多いように感じます。
お正月に入り、人の流れが変わり(例えば、いつもいないお父さんがいる、元気なお孫さんが遊びにくる)、ワンちゃん・ネコちゃんがストレスを感じてしまうようです。

いろいろなもの、慣れない食べ物を食べてしまうことも原因となります。たとえばケーキとか、おせち料理などです。(与える人がいるのも原因です)。
異物(おもちゃとか、果物の種とか)を飲む。
これは一年を通じてありますが、季節の変わり目は増えます。
異物の場合、強制的に吐かせることもありますが、重症例では、胃カメラをいれたり、開腹手術・・・ということもありますので、皆様気をつけてください。

吐いたあとの観察

元気があり、その後食事を食べて吐かなかったら、問題ないことが多いです。
しかし、嘔吐が続くようなら受診してください。
薬が飲めない場合が多いため注射や点滴をしたほうが良いです。水分補給にも気をつけてください。

歯の病気

Q

口臭が気になります。

A

歯周病の可能性があります。

進行すると、人と同じく歯が抜け落ちる、歯肉やあごの骨が壊死するなどが起きます。
心臓など内臓に影響することもあります。

予防法・対処法

小さいころから歯ブラシや、それに代わるものをおもちゃにするなど、遊びにオーラルケアを取り入れると良いでしょう。
専用の歯ブラシの使用や、歯石が付きにくくなるスプレー、食事と一緒に食べる予防の薬デンタルケアなども必要です。治療は歯石や病巣の除去をします。

歯周病になっていると…こうなってからでは遅いです。

・肉や魚の腐敗臭に近い口臭がある。
・歯の表面が歯石で岩の表面のようになる。
・咀嚼がしにくい、固いものを嫌がる

耳の病気

Q

耳のあたりを掻きすぎて毛が抜けています。どうしたらいいですか?

A

外耳炎の可能性があります。

・足でかく以外に、頭を振るなどが増えた。
・落ち着きがない
などの時は注意してください。

外耳炎

犬種によっては、耳の形でなりやすい場合があります。
また、同時に入った水が抜けにくい形の耳の犬にも、注意が必要です。
外耳に炎症が起き、化膿する場合があります。

予防法

シャンプーなど後に、スポンジや綿棒などで見えるところだけでも、水分を取ると良いです。

皮膚の病気

Q

皮膚にブツブツがあり痒がります

A

皮膚に起こった細菌感染の可能性があります。
ワンちゃんネコちゃんの皮膚には常在菌と呼ばれる細菌や真菌(カビ)が住んでいます。環境の変化や皮脂の分泌の変化、アトピーやアレルギーによって痒がり傷がつく・・・などが起こる常在菌が増えて悪化します。軽度ならばシャンプーを行うなどスキンケアで治ることがありますが、広がってくるなら以下の治療が必要になります。

・抗生剤や抗真菌剤などの内服薬の治療
・アレルギー・アトピーを考えて食事の変更
・保湿性や抗菌のシャンプーの使用

稀に内臓(甲状腺や副腎のホルモン異常や肝臓病)の疾患から皮膚病が起こることもあるので、広がってくるようであればご来院ください。また、真菌の疑いがある場合は、ヒトにも感染する可能性があります。ワンちゃんネコちゃんを触った後はよく手を洗ってください。

毎日のお手入れでは…

ワンちゃんの皮膚の毎日のお手入れにオーツスポットフォームはいかがでしょうか?
気になる毎日の汚れを除菌しながら落とす「オーツスポットフォーム」が日本全薬さんから出ました。
パットの間やお尻、顔のしわの汚れを泡で落とします。水入らずなので簡単です。除菌成分であるグルコン酸クロルヘキシジン配合で、皮膚の菌を少なくします。 病院内にて販売中です。

尿の病気

Q

トイレに何回も行くのですが。

A

膀胱の病気の疑いがあります。
細菌感染や食事、時にはストレスが原因で膀胱がダメージ(炎症)を受け、尿がうまく溜まらなくなることがあります。場合によっては結石が出来ていることがあります。それにより、以下の症状が起こります。

・我慢できなくなり、排尿の回数が増える
・トイレに座り込んでしまう
・血が混ざる
・排尿時に痛がる

尿検査や超音波検査、レントゲン検査により診断をします。治療は抗生剤や止血剤、食事の変更です。

尿道結石や膀胱結石

腎臓や膀胱など尿に由来する内臓の病気で、人と同様に、尿道から膀胱に入った菌を核に石ができる病気です。

腎不全

高齢のワンちゃんネコちゃんに多い病気です。「水を飲む量が多くなった」「薄い尿を大量にする」「最近吐く回数が増えた」などの症状が見られたときは要注意です。尿検査や血液検査で主に診断します。内服薬や食事変更、点滴などの治療があります。

糖尿病

中高齢のワンちゃんネコちゃんで過去に太っていた子に起こりやすい病気です。「太っていた子が急激に痩せてきた」「水を飲む量が多くなった」などの症状が見られたときは可能性があります。尿検査や血液検査で診断します。治療が遅れると命にかかわることもあります。

ネコと膀胱・尿道の病気について

ネコちゃんの膀胱・尿道の病気は、「猫下部尿路疾患FLUTD」と呼ばれます。
原因として、結石、感染・炎症などがありますが、はっきりと原因が特定できない場合は「特発性膀胱炎」と診断されます。

・予防、
①食事管理…おやつや人間の食べ物はあげないようにして、結石ができにくい食事にします。
②生活環境の改善…特に「特発性」のばあいトイレを清潔にしたり、落ち着ける場所を作ってあげることも必要です。
ひどいときは、病院へ来ていただき、抗生剤や止血剤の投与が必要となります。
特にオスの子は、尿道に結石がつまることにより、命にかかわることがあります。
何度もトイレに行く症状がひどくなり、食欲がない、吐く、トイレで寝てしまう・・・時はすぐ病院に来てください。

眼の病気

Q

涙の量が多いです。

A

眼の病気の可能性があります。
眼の病気は多数あります。例えば炎症や異物による角膜(眼球表面)の傷、緑内障、ドライアイなどの眼球自体の病気から涙管(涙の出口)の閉塞など眼球以外の病気など様々です。治療も症状によって人口涙液や洗浄剤、抗生剤入りの目薬などです。

目にキズがつき角膜ビラン・角膜潰瘍などが起きている可能性があります。

パグ・シーズ、ペルシャ猫などは、毛先が目を刺激して悪化させることも あります。 目薬、飲み薬を使いますが、原因の目の周りの環境を改善することが大切です。


 

Q

犬の発情期について教えてください

A

女の子の発情期は年に約2回。小型犬では生後約7~10ヶ月、大型犬で生後約8~12ヶ月で最初の発情が訪れ、その後は、約6~7ヶ月周期で回ってきます。
“シーズン”“ヒート”など、言い方は様々ですが、犬の生理です。発情期を迎えると、外陰部が膨らみ、10日間程度出血します。
排出される血の色が徐々に薄くなってくると排卵が起こり、約1週間繁殖のできる交尾適期に入ります。男の子と女の子が交尾をするのはこの時期です。受精が成立すると妊娠します。
男の子には特定の発情期はなく、生後約7ヶ月~12ヶ月で性成熟を迎え、いつでも交尾が可能になります。発情中の女の子が発するフェロモンに刺激され発情しますので、女の子の発情期と重なるのです。

去勢・避妊のこと

発情期に気をつけてほしいこと

発情中、避妊・去勢をしておらず繁殖をお考えの場合には、犬が集まる場所には行かないことは大切です。女の子が発するフェロモンは、周囲約2㎞の男の子を刺激してケンカの原因になることもあります。散歩も他の犬が少ない時間帯に可能な限り変えて、体調に合わせる注意が必要です。
出血の量は個体差があり、量が多いときには、室内、公共の場などを汚さないように犬種に合わせた生理パンツなどの使用をおすすめします。
量が少ない時は、自分で舐め取り、飼い主さんが発情期に気が付かない場合もあるので、日頃からよく見ていてあげてください。