子どものころから、私の側にはいつもネコがいました。
家族みんなでかわいがっていたように思います。
一人暮らしをするようになっても、ネコと一緒でした。
今もやっぱり、ネコがいます。
私が獣医師になったのは、動物の健康管理を仕事にできるのが『獣医師』だと、進路を考える中で知ったからです。
何か特別な志があったわけでは、ありません。
でも、獣医師になってよかったと、本心感じています。
言葉が話せない動物たちを、自分のことのように心配する飼い主さん。
私たちが判断できるのは、動物たちの身に起きている病気やケガの様子。
そして、どうしたら動物たちが、痛みや苦しさから回復できるかを考え治療します。
そして、動物だけでなく、飼い主さんの心を軽くすることができた時、この仕事の価値を感じます。
私を含めた獣医師全員、スタッフ全員が、毎日勉強してそれに応えること、
本当の意味で地元の飼い主さんと小さな家族から信用していただけることが、小さな家族の命を守るホームドクターになれることだと考えています。